タカラトミーのHPに真木氏の記事がUPされたのだが、

「新規ユーザーにアピールしにくいレガシー」

と言う1文に腹が立った。

大館の大会に、大会初参加のプレイヤーさんが来ていた。初参加の大会がレガシー。「どうしてレガシーなの?」と言うような事を聞いたら、「だって、どんなカードでも使えるじゃないですか」。

プロツアーのような「勝つ事」、そして「すぐにカードを集める事」を考えれば確かにスタンダードの方が良いだろう。

しかし長期スパンで見れば、スタンダードほど大変なフォーマットは無い。
スタンで使える頃に手にしたカードは、スタン落ちしてしまえば価値が半分以下になる。時間が経てば、金銭的な財産としては何も残らない付加価値に対し、倍以上の金を払えるかどうか。
3000円で買った《ネビニラルの円盤》が、500円になる事に耐えられるかどうか。同じ《ネビニラルの円盤》なのに、「スタンダード落ちしたから」と言う理由で。
デッキの内容は全く同じ、デュエル内容も同じ、楽しさも同じ、しかしだ。
スタンダード落ちしてしまえば、値段の上下は少ない。《Black Lotus》を10万で買ったとしても、売るときも10万で売れる。

俺の周りの辞めていったプレイヤーは、これで辞めた。あとは、新エキスパンションのスピード。
金銭的に嫌なイメージを持ったまま辞めた。
俺も辞めた。

少なくとも今のエクステンデッドよりは、魅力的なフォーマットだと思うし、新規ユーザーにアピールしやすいと思うけどね。

コメント

M
M
2007年12月6日22:02

ま、真木さんの文は一般論としてですし()。しゃあないとこもあると思いますよ。特に最近のプレイヤーに禁止カードがこれだけある、って言ったら反応が怖いとこはありますし。
「色々な場所で物議を呼んでいる」って文もあるし、「勿論、レガシーを世界選手権で実施することでプラスの面だってある」とも書いてますし。

よぐもちゅ
よぐもちゅ
2007年12月7日21:31

すべてのカードが使えるということは、それだけルール上煩雑なので初心者に敷居が高く見えてしまうのは致し方ない。

金のかけ方については、レガシーで高いカードは初心者には手に入れにくいレベルだというのも確かな話。
特に東京では、レガシーで使用されるカードはコモンだろうがなんだろうが非常に高いという事実もあるしね。

それでも、ああいう影響力ある人物の手によってそういう意見が一般論とされてしまう点については、首を傾げざるを得ないかな。

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