キツネにだまされる

2008年5月29日日常

coinは、おじいちゃんおばあちゃん大好き人間。
もし年金の話しを読み、coinがおじいちゃんおばあちゃん大嫌い人間だと思った人は出直した方が良い。

もちろん全てのお年寄りが同じではないが、お年寄りの思考が好き。特にお年寄りの優しい話しが好き。

強く印象に残っている話しの一つに、おじいちゃん達がキツネにだまされたと言う話しがある。

昔話などに、良くキツネやタヌキが人をだます話しがある。
普通に考えればありえない話し。キツネは普通の動物。
しかし、おじいちゃん達は実際にキツネにだまされた。

おじいちゃん達は男なわけだから、やっぱり女大好きなわけです。もちろん昔は若かったわけです。色んな遊びもしたわけです。
そして、飲み屋さんにも行ったわけです。飲み屋さんには綺麗なお姉さんがいるわけです。そのお店に通い詰めちゃう人もいるわけです。

もう話しの流れがわかると思いますが、こうしてキツネに騙されちゃうわけです。

「色白で凄い綺麗な人なんだよ。金は無かったけど、その人に会いたくてなぁ。」
「俺も行ったなぁ。」
「けど、不思議なんだよ。お店に入るところは覚えているんだけど、気が付いたら道端で寝てたんだよ。」
「キツネにだまされたな（笑）」
「俺もそう思うんだよ。財布の中もからっぽになっててなぁ（笑）」

おじいちゃん達は、キツネにだまされたわけです。
これはおじいちゃん達だけじゃなく、おばあちゃん達も一緒に笑ってる。もちろん、おじいちゃん達は本当にキツネにだまされたとは思っていない。

もちろん、こう言う話しをつまらないと思う人はたくさんいると思う。しかし、俺はバラエティ番組のような頭の悪そうな会話より、こう言う日本語の良さを使った優しい会話が好き。

ところでこう言う日本語力は、俺でも何十年も生きれば普通に身に付くのだろうか？
俺は「サンタクロースっているの？」と質問されたら、「サンタクロースはいるよ！」とか「サンタクロースなんていねーよwww」ではなく、「グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロースがいるよ」と答えるような人。何でサンタクロースが出てきたのかも不明。
そんな男です。