食料自給率の重要性は省略。
食料自給率を上げた方が良いと言う前提で。
まず最初に、あなたはいくらくらいの月収(月あたりの営業利益)が、日本人として適正だと思うだろうか?
一次産業の割合が多い途上国。
中国の農村部であったり、東南アジアなど、月収1万円もあれば金持ちなんて国がたくさんある。
月収1万円は、あなたの考える適正だと思う収入の何%だろう?
次に、食料自給率の高い先進国。
アメリカやEUは、農家に税金から非常に多くの補助金を与えている。
ただ、途上国との摩擦であったり、補助金の分配方など、様々な問題があるが。
アメリカは大規模経営の高効率農業だから国際競争力が高いなんて言う情報を良く見るが、根本的な事はそんな所ではない。これには政府の意向も入るわけだが。
それに、何かをするにも金が必要だからね。
「大規模にして効率化してないからダメなんだ」「努力が足りないんだ」なんて言う意見は、無知にもほどがある。
もちろん努力は必要だが、安さを目的とした商品の工場の多くが、日本から人件費の安い海外へ移転した。
農業だけが、努力すれば安い野菜が作れるなんて事はありえない。
人件費が非常に大きなウェイトを占めるのは、当然のことなのだから。
たくさん売ろうとしても、需要と供給の関係から値段が下がってしまい、利益が生まれない。今年もキャベツを潰している事がニュースになっていたよね。
安い野菜を作るのは不可能なのだから、品質の良い値段の高い野菜へシフトするが、値段の高い野菜は需要が低い。
食料自給率の高い国の農家の多くは、金になるから農業をやっている。
途上国は他の産業が弱い。先進国は補助金。
月収1万円の農家や、国から多くの金をもらっている農家と、努力だけで競争しろと言われる日本の農家。
金にならないのにその仕事をする理由は、その仕事が好きだからのような理由しかない。
それで食料自給率を上げるなんてのは、絶対に不可能。
食料自給率を上げるために、食物の値段を直接上げることができないだろうから、もっと多くの税金投入が最善であろう。
しかし、そう言う事をすればバカなサラリーマンやアホな専業主婦に「税金の無駄」「ばら撒き」と叩かれる。
「税金は1円も払いたくありません。でも安全は国が守ってください。他の人に税金が使われるのは嫌です。自分に関係することだけに税金を使ってください。」と。
マクロで見れば自分の為の事なのにもかかわらず、ミクロでしか見られない頭の悪い国民が、自分の為になっている事も判らずに反対する。
直接補助金がダメだからといって、間接的に「山だらけの農地を税金で平坦にします」なんて言ったとしても、地方に税金なんて無駄だ、公共工事は無駄だ、と袋叩きに合うだろう。
叩かれないように叩かれないように、分からないように分からないように。そして、所謂無駄なモノがどんどん生まれていく。
これは農業に限ったことではないが。
日本の食料自給率が100%に近づく日はくるのだろうか。
追記:穀物高騰の番組やってるね。安さで普及させ、その後の異常な高騰。逆の意味の税金が必要。
食料自給率の影響である。
食料自給率を上げた方が良いと言う前提で。
まず最初に、あなたはいくらくらいの月収(月あたりの営業利益)が、日本人として適正だと思うだろうか?
一次産業の割合が多い途上国。
中国の農村部であったり、東南アジアなど、月収1万円もあれば金持ちなんて国がたくさんある。
月収1万円は、あなたの考える適正だと思う収入の何%だろう?
次に、食料自給率の高い先進国。
アメリカやEUは、農家に税金から非常に多くの補助金を与えている。
ただ、途上国との摩擦であったり、補助金の分配方など、様々な問題があるが。
アメリカは大規模経営の高効率農業だから国際競争力が高いなんて言う情報を良く見るが、根本的な事はそんな所ではない。これには政府の意向も入るわけだが。
それに、何かをするにも金が必要だからね。
「大規模にして効率化してないからダメなんだ」「努力が足りないんだ」なんて言う意見は、無知にもほどがある。
もちろん努力は必要だが、安さを目的とした商品の工場の多くが、日本から人件費の安い海外へ移転した。
農業だけが、努力すれば安い野菜が作れるなんて事はありえない。
人件費が非常に大きなウェイトを占めるのは、当然のことなのだから。
たくさん売ろうとしても、需要と供給の関係から値段が下がってしまい、利益が生まれない。今年もキャベツを潰している事がニュースになっていたよね。
安い野菜を作るのは不可能なのだから、品質の良い値段の高い野菜へシフトするが、値段の高い野菜は需要が低い。
食料自給率の高い国の農家の多くは、金になるから農業をやっている。
途上国は他の産業が弱い。先進国は補助金。
月収1万円の農家や、国から多くの金をもらっている農家と、努力だけで競争しろと言われる日本の農家。
金にならないのにその仕事をする理由は、その仕事が好きだからのような理由しかない。
それで食料自給率を上げるなんてのは、絶対に不可能。
食料自給率を上げるために、食物の値段を直接上げることができないだろうから、もっと多くの税金投入が最善であろう。
しかし、そう言う事をすればバカなサラリーマンやアホな専業主婦に「税金の無駄」「ばら撒き」と叩かれる。
「税金は1円も払いたくありません。でも安全は国が守ってください。他の人に税金が使われるのは嫌です。自分に関係することだけに税金を使ってください。」と。
マクロで見れば自分の為の事なのにもかかわらず、ミクロでしか見られない頭の悪い国民が、自分の為になっている事も判らずに反対する。
直接補助金がダメだからといって、間接的に「山だらけの農地を税金で平坦にします」なんて言ったとしても、地方に税金なんて無駄だ、公共工事は無駄だ、と袋叩きに合うだろう。
叩かれないように叩かれないように、分からないように分からないように。そして、所謂無駄なモノがどんどん生まれていく。
これは農業に限ったことではないが。
日本の食料自給率が100%に近づく日はくるのだろうか。
追記:穀物高騰の番組やってるね。安さで普及させ、その後の異常な高騰。逆の意味の税金が必要。
食料自給率の影響である。
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