ゴブリンデッキの解説
2010年3月25日 MTG(レガシーetc)レガシーの赤いデッキの代表である『ゴブリン』。
デッキタイプは、アグロ。
《鏡割りのキキジキ》+《稲妻造り士》+《スカークの探鉱者》のコンボが入ってたり、《ゴブリンの名手》《包囲攻撃の司令官》の能力でダメージを与えたりもするが、基本的に殴って勝つデッキ。
ゴブリンの特徴を生み出しているのは、部族デッキの中でも1位2位を争う強力なシナジー。デッキの土地以外のカードがほぼゴブリンで組まれているにもかかわらず、それなりの柔軟性があるところも魅力。
2色までの大まかな分類。
デッキタイプは、アグロ。
《鏡割りのキキジキ》+《稲妻造り士》+《スカークの探鉱者》のコンボが入ってたり、《ゴブリンの名手》《包囲攻撃の司令官》の能力でダメージを与えたりもするが、基本的に殴って勝つデッキ。
ゴブリンの特徴を生み出しているのは、部族デッキの中でも1位2位を争う強力なシナジー。デッキの土地以外のカードがほぼゴブリンで組まれているにもかかわらず、それなりの柔軟性があるところも魅力。
・利点
1.スピード
代表カード:《ゴブリンの従僕》《ゴブリンの群衆追い》《ゴブリンの戦長》
レガシーのアグロデッキの中で、おそらく一番スピードがある。
2.アドバンテージ
代表カード:《宝石の手の焼却者》《ゴブリンの女看守》《ゴブリンの首謀者》
相手のクリーチャーを除去してるのに、手札が減らない。クリーチャーを展開してるのに、手札が減らない。クリーチャーを展開してるのに、手札が増えてる。
全体除去でアドバンテージ取られてるのに、なぜかこちらの手札の方が多いなんてこともざらにある。
3.打ち消しに強い
代表カード:《ゴブリンの従僕》《霊気の薬瓶》《宝石の手の焼却者》
コストを踏み倒し直接戦場に出すカードにより、打ち消しに強い。しかも、それらのカードが低マナ域。
《宝石の手の焼却者》は、数少ない打ち消されにくい除去。
4.土地
代表カード:《不毛の大地》《リシャーダの港》《Badlands》
上記のコストを踏み倒すカードにより、相手のマナを妨害する2大土地を無理なく使える。相手は土地事故していないにもかかわらず行動できず、こちらのクリーチャーだけが展開されてる、なんてこともしばしば。
また、2色目3色目をタッチするのも容易。
・欠点
1.柔軟性の低さ
それなりの柔軟性と言っても、やはりゴブリンカードだけでデッキを組むと柔軟性に欠ける。コンボやボードコントロールのような苦手なデッキに対し、何もできずに負けることもしばしば。
2.柔軟性と背中合わせのシナジー
逆に柔軟性を持たせようとゴブリンカードを減らすと、強力なシナジーが薄れる。部族シナジーそのものが欠点となる《仕組まれた疫病》もある。
3.個々のクリーチャー
基本的に、個々のクリーチャーだけ見ると弱い。デッキが上手くかみ合わないと《タルモゴイフ》をチャンプし続けたり、《稲妻》《炎渦竜巻》《梅澤の十手》等の除去により立て直せない場合もある。
2色までの大まかな分類。
・赤単
代表カード:《リシャーダの港》《棘鞭使い》《Pyrokinesis》《Anarchy》
ゴブリンデッキの基本。基本的には一直線のデッキだが、単色なので《リシャーダの港》を一番使い易い。
強さとは関係ないが、フェッチランドもデュアルランドも使わないので、比較的安く組める。
・タッチ白
代表カード:《剣を鍬に》《オアリムの詠唱》《解呪》
一番柔軟性の高い色。
・タッチ青
代表カード:《目くらまし》《残響する真実》《アメーバの変わり身》
ほとんど見ない色。対コンボ?
・タッチ黒
代表カード:《思考囲い》《巣穴の運命支配》《ヤスデ団》
最も部族シナジーを残せる色。今回の横浜で使った色。
クリーチャーの少ないクロックパーミッション系や《大祖始》やリアニメイトにも対応できる《巣穴の運命支配》や、ANTの《苦悶の触手》のような特定のカードを抜くと勝てなくなるようなデッキに対して効果絶大な《ヤスデ団》など、シナジーを崩さずに組み込める。
ハンデスがあるので、苦手なデッキに対する耐性が若干上がる。また、黒い墓地対策カードを使えるのも魅力。
しかし赤黒と言う色は、《仕組まれた疫病》《Moat》《謙虚》《相殺》等のエンチャントを出されると厳しい。
・タッチ緑
代表カード:《クローサの掌握》《ブリキ通りの悪党》《恭しき沈黙》
コンボを切って、他のデッキに勝つ色。とにかく《クローサの掌握》が強い。
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