苦手科目、小学4年までは国語 読解力不足が算数にも影響(産経新聞)
2010年10月18日 ハマコー
こういう記事を見ると、学生時代の電磁気の教授を思い出す。問題は、簡単な図と「○○を求めなさい。」の一文だけ。答案用紙は、何も書かれていないA4の紙。答案は、紙数枚分の途中の計算式と最終的な答え。テスト始まる前に一言「他人の答案見なければ、何見ても何調べても良いよ、同じ問題はどこにも無いから」。みたいなテストに、読解力とかあまり関係ないけどね。
「小学生のテストは全て文章を読んで答えるのだから、読解力が必須なのは当然だろ」で終わる記事なのだが、coin的に気になる一文が。
学年が上がると算数が苦手な子が増えるが、悩みは「筋道を立てて順序よく解いていくのが面倒で苦手」など。
これは間違いで、「筋道を立てて順序よく解いていくのが苦手だから面倒」が正しい。だから「悩み」という書き方もずれている。
もっとはっきり書けば、「その子供には筋道を立てて順序よく解いていく能力がない」と単純になる。それを「面倒」という言葉を持ち出し、目を背けているだけとなる。
「だるいから、○○を行わない」「めんどくさいから、○○を行わない」と、行わない「理由」としてだるい・めんどくさいを良く使う人がいる。しかし、実際は「言い辛い本当の理由の為に、○○を行うことがだるい・めんどくさい」が正しい。
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