ゲームの状況を全く把握してないし、DQの線引きも正確には知らない人間が言うのは間違っているのかもしれないが、難しい問題だと思う。

ただ、ざっと見た感じだと、DQは厳しすぎるような印象を受ける。


勝ち(引き分け)を狙った時間稼ぎは、勝敗と時間が関係している競技とは切り離せない。
例えば、サッカーやバスケなど。これらのスポーツは、時間の使い方も重要になるのは言うまでもない。ただ、サッカーならロスタイムがあるし、バスケではファールゲームが暗黙の了解となっている。武道からスポーツに変わった柔道なんかだと、攻めの姿勢が無ければ指導(累積でそれ以上)が出るようになった。
MOみたいに自分の持ち時間だけを正確に測れるのが一番良いんだろうが、MTGは囲碁や将棋と違って優先権の受け渡しが頻繁に起こるので、リアルMTGに対局時計を取り入れるのも難しい。


遊びのMTGには関係ない話ではあるが、競技MTGにおける「時間」ってきちんと整備されてない印象を持ってるが、どうなんだろう?そう言えば、1試合50分の根拠とかってどこかに記載されてるのかな?


時間稼ぎでcoinが一番印象に残っている試合は、昔友人と参加したとあるレガシーの大会。

自分の試合が終わり、友人の試合を見ていた。

友人のデッキはカナスレ、相手はCTG。スコアは、俺が試合終わったにもかかわらず、0-0。戦場は相手が《師範の占い独楽》+《相殺》が決まっており、クリーチャーはお互い《タルモゴイフ》が1体ずつだったと思う。相手の手札は3~4枚あり、友人は1枚だけ。そして、この状況を唯一ひっくり返せるであろう1枚差しの《拭い捨て》がすでに墓地。
確かにすぐには負けない状態なのだが、お互いのデッキ内容を考えれば、俺から見れば即投了して次のゲームに移る状態。
ただ、その時の友人はレガシー歴が浅く、自分が負けない状況だから投了していなかった。
相手は「勝ち手段引けないなぁ」等と言いながら、《師範の占い独楽》を使いながらゲームを進めていた。
何ターンか経過したとき、違和感に気付き相手の後ろに回り手札を見てみた。

《タルモゴイフ》《剣を鍬に》《Force of Will》青いカード。

手札の内容は正確な記憶ではないかもしれないが、確実に覚えている事は、すぐにでも勝てる手札なのにわざと勝ちに行っていなかった、ということ。
1本目は確実に勝てるので出来るだけ時間を使い、1本勝って試合終了。サイドが入る2本目を行わない。
そのシナリオ通りに友人は負けた。
1本目を勝って2本目で時間稼ぎする、ではなく、1本目からすでに時間稼ぎをしていた。

試合が終わった後に、「あまり環境を理解してないかもしれないけど、1本目もっと早く投了すべきだった」と、一応アドバイスはしておいた。


今回のトモハルさんのDQが、発表されている理由の通りであれば、上記のプレイングもDQになると思う。ただ0-0という状況であり、相手は「慎重にプレイしただけだ」と言うだろう。
ただ、その判断はそれぞれのジャッジやルール適用度で違うし、時間の使い方もテクニックだというのも納得はしていないが理解している。
それでも、coinは時間稼ぎが大嫌いだけど。


そもそも、アグロデッキでもコントロールデッキでもコンボデッキでも、互いのプレイヤーが使える時間に差があってはいけない思う。
今回の事は詳しくは知らないしあくまで仮定の話しだが、もしもそれまでの時間を多く使ったのが対戦相手であり、時間が無くなった理由が相手にあるのならば、変な話だと思うしね。

その辺のルール改正だったり、対局時計に似たような道具を取り入れるなど、何かしらの改善は必要だと思う。

コメント

黒蛇
黒蛇
2010年11月29日15:57

>ひ
ほほう。

M
2010年11月29日20:46

>ひ
 ま、そういう話も聞くしね。

モノアイ
2010年11月30日5:20

ちょっと気になったのでコメを。
『すぐにでも勝てる手札だったのにわざと勝ちに行かなかった』
この場合はDQにはならないと思いますよ。
適正な速度でターンを進行していれば呪文をプレイしない、攻撃にいかない等の選択はルール上問題ないようです。

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