http://coverage.mtg-jp.com/gpkob12/decklist/003055/
GP神戸のサイドイベントの結果。
で、いつも通り的外れもいいところの脳内解説。


・優勝、Wrgコン

エメリアポッド等言われたりしてる、オリジナリティ溢れるデッキ。《石鍛冶の神秘家》《パララクスの波》が強いと言ってしまえばそれまでなんだけど、色んなアプローチしてる。
とりあえず《バジリスクの首輪》を入れて、クロックパーミなんかよりも《石鍛冶の神秘家》を守備的に使ってる。サクリ台でもある《迫撃鞘》と合わせると、接死ダメージも飛ばせるようになるしね。もちろん《殴打頭蓋》《梅澤の十手》は攻守に強力。
《パララクスの波》は単体でも強力なのは当然だけど、《オパール色の輝き》があると自分は除去されなけど0マナで除去しながら殴れる4/4クリーチャーになるわけだし。
で、デッキ名となってる《空の遺跡、エメリア》《出産の殻》。墓地に落ちたクリーチャーが勝手に帰ってくるのだから相性が良いし、序盤を凌げばエメリア単体が強いのも当然。

とは言っても、目を通しただけだと疑問も。
やはり《出産の殻》《悟りの教示者》1枚ずつだけだけど、もう少し増やしても良いのでは?と思ってしまう。引けなかった時に、《渦まく知識》等も無いので1枚差しのクリーチャーが活きにくそう。
それからクリーチャーだけど、せっかく《目覚ましヒバリ》《霊体の先達》が入っているのだから《鏡の精体》を入れ、決まり難いけど無限コンボも入れちゃって良いんじゃないかと思う。《審問官の総督》がいれば勝ちだけど、2マナだと《出産の殻》でサーチ出来ないので3マナ以上のクリーチャー。そうなると《エイヴンの裂け目追い》を入れて無限ライフが良いか。単体で考えた場合、タフネスが低いので《崇敬の壁》と違って《稲妻》で落ちるし《タルモゴイフ》《墓忍び》なんかに対してもチャンプブロックしかできないけど、それでもかなりのライフを稼げるし、《剣を鍬に》を打たれても6点回復できるとか《梅澤の十手》持って殴れるとか、利点もあるからね。《鏡の精体》は6マナ7マナ出るなら、戦場に《巡礼者の目》くらいしかいなくても一瞬で相手を殴り殺せるし。

やはり右手が強くなきゃ回せない感じがしちゃうけど、自分で回してみないとね。
石鍛冶・瞬唱がメタの中心だろうから、coinもボードコントロール、特にクリーチャーを使わないボードコントロールを使いたくてPWCを弄ってはいるが、このデッキもボードを強く意識したデッキ。コンボに弱いのはしょうがないだろうけど、メタに合ったデッキだと思う。


・準優勝、Urマーフォーク

タッチ赤のマーフォーク。サイズの大きいクリーチャーは除去できないが、《石鍛冶の神秘家》《渋面の溶岩使い》《闇の腹心》等を除去でき、最後の一押しにもなる《稲妻》入り。齋藤さんがタッチ黒でGP優勝したりもしてるが、coinの好みなら白。普通のデッキで赤をタッチするならサイドに《紅蓮破》等入るけど、元々青に強いデッキなのだから入らず。


・ベスト4、カナスレ

《秘密を掘り下げる者》でまた数を増やしたが、《敏捷なマングース》が入らない形が増え「スレショ関係無いのにカナスレって呼んで良いのか?」と議論されがちな最近だけど、これはマングース入り。


・ベスト4、Uマーフォーク

オーソドックスなマーフォーク。メインに《梅澤の十手》《四肢切断》《波止場の用心棒》等は入れず、メインでクリーチャーに触れるのが《精神を刻む者、ジェイス》のバウンスだけと言う、ある意味男らしい構成。


・ベスト8、UBrANT

ベスト8唯一のコンボ。ちょっと寂しい。デッキ的にはオーソドックス。


・ベスト8、WGub(r)マーベリック

目に付くのは、《はらわた撃ち》と、単体除去満載の環境から《未練ある魂》《エルズペス・ティレル》《錯乱した隠遁者》《黄金のたてがみのアジャニ》という数で押す戦略も組み込んでいる所。


・ベスト8、UBgランドスティル

レガシーが出来た頃から形を変えながら常に存在している、コントロールの元祖。PWと《破滅的な行為》の組み合わせは、やはり魅力的だよね。


・ベスト8、Zoo

《運命の大立者》が目を引くか。《石鍛冶の神秘家》の枚数が抑えられ、テンポを意識した構成。


もう少しコンボが残って欲しかった気もするが、それぞれ工夫があってとても良い感じのトップ8だと思う。

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