>民主党など野党が13日、麻生内閣の不信任決議案を衆院に、麻生太郎首相の問責決議案を参院に提出したことにより、国会は14日の両決議案の採決以降、空転する見通しとなった。

>北朝鮮関連船舶の貨物検査を可能にする特別措置法案の今国会成立は絶望的だ。
>貨物検査特措法案のほか、「内閣人事局」設置を柱とした公務員制度改革関連法案も時間切れ廃案が確実だ。



あぅあぅあー
俺の率直な意見は「これで店長だなんて笑わせる」である。
名ばかり店長に抗議する団体も関係しているそうだが、名ばかり店長にしておいた方が良いのではないか?

値下げで収入が二十万増えたと言うが、そんなのは当然である。
しかし、十年後にはこのコンビニは無くなっているだろう。そして、コンビニ業界も大きく様変わりするだろう。


ただ、この値下げ派店長達が、これから数年で稼ぎまくり、その後コンビニの経営を辞めるつもりならば、この選択は正しい。
しかし、これから先も続けていこうと思っているのなら、正真正銘のバカである。



商売なんかで良く耳にするのは、「他人と違うことをやれ」と言うもの。
まぁ当然の話しだし、その他人と違うことを見つけるのが大変なんだけれども。


この前「何が無駄か」みたいなことを書いたが、それの続きみたいなことを。


「無駄を省く」「支出を減らす」。
結局、これも他人と違わなければ意味が無い。

周りの人間が金を使っている活発な経済活動の中、自分だけが支出を減らせば金がたまる。
全員が支出を減らせば、経済活動が停滞して自分の収入が減る。

こんなのは誰が考えても当たり前なのだが、バカな専業主婦は理解できない。
そして、視聴率を取れるからといって節約番組を放送するのは、害以外の何物でもない。全員が支出を減らしたら、逆に全員の首が絞まるのだから。
しかし、バカな専業主婦は喜んでその番組を見る。
悪循環である。



日本は、昔から質素倹約の国と言われてきた。
そして、外需依存の国とも言われてきた。

当然である。
アメリカのような金を使ってくれる国があるからこそ、日本は質素倹約で大丈夫なのだ。逆に言えば、内需の弱い日本は、周りで金を使ってくれる国が無ければ成り立たない。

金融危機が起こった時、政府は「日本は以前の経験があるから大丈夫だ。先進国の中で一番ダメージが小さい」みたいなことを言ったが、実際は一番ダメージが大きかった。
以前はアジア危機であり、欧米と言う消費してくれる場所があった。今回は、世界中の消費が落ち込んでいるのだから。外需頼みの日本のダメージが一番大きいのは、当然の話しである。

「周りが金を使ってくれる」と言う前提があるからこそ、外需頼みで良かったのだ。そして内需弱いままだったのだ。

内需の強い外国が節約しましょうと言うのと、内需の弱い日本が節約しましょうと言うのは、意味が違う。
ただ、今の状況で内需を強くするのは難しいだろうし。国民が内需主導に向かないから政府が金を出そうとすると、無駄遣いだと言われるし。どうなって借金が大きくなったかと言うのも、無駄遣いしたから、としか頭に無いからね。

そもそも、バカな専業主婦に外需・内需と言っても、なんとなーくしかわからないのだろうけど。



今回のコンビニも同じ話しである。

「周りは定価で売っている」と言う前提があるからこそ、自分だけ値引き販売すれば儲かるのだ。
ところが、その前提が崩れてしまい値引きが当たり前になってしまえば、値引き合戦となる。値引きしても、別の店でもっと安くして売れなくなる。結果、自分の首を絞めるだけではなく、本社の経営も圧迫するだろう。

コンビニの経営が大変なのはわかる。新しい店舗が出来ては無くなっているなんてのは、良く見る光景なのだから。しかし、だ。

短期的に儲けたいなら、今回の行動は正しいだろう。コンビニを続けるつもりはありません、業界がどうなってもかまいません、と思うなら。
しかし中長期的に見れば、店舗単体だけではなく、コンビニ全体に非常に大きなダメージだろう。



とある学者さんが言っていた。「廃棄物を減らすと言う環境負荷の面を見れば素晴らしいことでしょう。コンビニ業界を見れば、価格競争が進み、体力の無い店舗はどんどん潰れ、本社側の再編も進むでしょう。すると、コンビニが持っていた『常に商品がある』『どこにでもある』のような『利便性』は無くなるでしょう。そのへんは、消費者も受け入れなければなりません。」とのこと。
当然である。

バカな専業主婦は「コンビニで安く買える!うれしい!」としか考えられない。

しかし、コンビニの利便性こそがコンビニの存在意義だと思うのだが、どうだろうか?
利便性こそが、コンビニと他の違いだと思うのだが、どうだろうか?
コンビニの商品が安く買えるようになった代わりに、コンビニの利便性が無くなると言うのは、明らかにおかしいと思わないだろうか?

俺は、安さを求めるなら別なところで買えばいいのであり、コンビニの利便性が無くなるのは非常に困る。利便性こそがコンビニなのだから。

環境負荷の面を重視しているような人からすれば、コンビニの排除は素晴らしいのだろうけど。



金を追い求めたアメリカの新自由主義が崩壊した中、日本の自由な競争と言う名の「短期的な金だけの競争」はいつまで続くことやら。

まぁ公正取引委員会の判断は、こういう感じがけっこうあるからね。
この日記を読んだ人は、自分の意見と違ったり不快に思っても、深く考えずに田舎者の戯言として流してください。それなら書くな、って気もするけど。





coinもA案である。
脳細胞を復活させるような黒魔術でも存在しない限り、脳死は死だ。



現行法や今回のA~D案もそうなのだが、日本の臓器移植法は、法律的に見れば悪い法律だが、人情的には良い法律である。

それは「家族の同意」と言う一文である。

脳死判定されようと何をしようと、「家族の同意」が無ければ臓器提供はできない。
「家族の同意」という不正確な一文をいれ、法律的には欠点ではあるものの、脳死判定なら勝手に臓器を取られるなんてことはない。

もちろん、「提供したくなくないのに、提供しろと言う圧力をかけられそうだ」のような問題はあるだろうし、その辺のドナー家族側に関する議論が少ないのは事実だろう。実際、心に大きな傷を受けたドナー家族も多いそうだ。
しかし、日本の臓器移植法のような人情的な移植法は他には無いはずだ。

それに、脳死で提供可能な臓器はたくさんあるものの、心臓死で提供できる臓器は腎臓や角膜などの限られた部分しかないからね。





ここからは、誤解を招くような表現が増えます。





魂なんてものは、存在しない。
脳が死んだ瞬間に、人間としての行動が全て消滅する。
俺は、それを人間とは思わない。


女性を産む機械と発言した政治家がいたが、人間と機械は根本的な部分では同じだ。

脳は非常に複雑で、今の科学でもほとんど解明されていないと言って良い。
しかし、だ。

脳梁を切断してしまえば、目で見たものを認識しているのに、口で言えなくなる。これは、昔の癲癇治療で確認できる。
大脳の一部である前頭葉が死んでしまえば、一切感情のコントロールのできない人間になる。これは、事故により前頭葉を負傷した事例であったり、老化により前頭葉が小さくなった老人等で確認できる。うちのじいちゃんも、色々と大変です。

大脳が死んでしまえば、何の感情も無い植物人間になる。
脳幹が死んでしまえば、生命すら維持ができなくなり、いずれ大脳も死ぬ。
イギリスでは脳幹死を脳死と定義しているが、日本を含めた大抵の国は大脳と脳幹の両方の死である全脳死を脳死と定義している。

脳は非常に複雑であるが、人間は機械のように脳からの命令により特定の行動が生まれていることは明らかだ。
人の意識であったり人間性などは、脳から生まれているものであり、目に見えない何かが影響を与えるということは無い。

まぁ、脳が複雑すぎて所謂人間性というものがどのように生まれるのかが、全くわかっていないのも事実だけれども。



哲学的ゾンビに関しては、書かない。



人の死は、死んだ瞬間に死んだ本人は関係なくなる。

人の死は、死んだ本人の問題ではなく、周りの人間の問題である。
死んだ瞬間に、死んだ本人の問題から、死んだ人の家族・周り人間の問題に変わる。
死んだ本人の意識は、消滅するのだから。


例えば、葬式は死んだ人の為にやるのではない。
「死んだ人の為にやっているんだ、死んだ人も喜んでくれているだろう、これで魂が天国に行ってくれるだろう」という、言葉は悪いが、生きている人の心を癒す為の行為である。
死んだ人間が「喜ぶ」ということは無いのだから。

臓器提供の本人の意思確認であったり、遺言のようなものも、死んだ本人の為のものではない。死んだ人の意見がそうだったから、という生きている人の負担を減らすため。

魂なんてのも、生きている人の為のモノである。死んだ人が見守ってくれてる、だったり、生きている時にたくさん良い事をすれば死んでも天国にいける、のような。



ブログではタブーとなる宗教に繋がる。

宗教を否定するつもりは全く無い。

カルト集団や戦争や自爆テロ等は宗教問題と言っても全く別の問題であり、キリスト教や仏教やイスラム教などを始めとした宗教が、多くの人の生きる力になっているのも事実なのだから。それこそ、感情があるからこそ生まれる死に対する恐怖などに、打ち勝つ手助けになってくれている場合も多い。
神や魂のような目に見えないものから、それを偶像にしたものまで、多くの人を救っている。

宗教と言っても大げさなものだけでなく、魂が無いとわかっていてもcoinは大好きだったばあちゃんのお墓参りに行くし、ご飯食べる時に「いただきます」と言う。これも宗教。


人の心、宗教等は非常に微妙な問題だ。
詳しくは書かないが、例えば、神を信じている人に神がいない事を信じさせることは、よほどのことが無い限り不可能だ。人が人であるための、その人の人間性を作り出しているノモが宗教という人はかなり多い。

そこに、神や魂なんてモノは無い、なんて言う真逆の価値観が広まってしまえば、臓器移植で助かる以上の人が死ぬかもしれない。

「いただきます」は宗教と言ったが、世界中で起こっている戦争の大きな理由の一つになっているのも宗教。身近なところから、世界を動かす非常に大きなエネルギーともなり得る。

人間の心というものは、非常に難しい。



脳死問題は、この辺が難しい。

正論が良いとも言えないから。そして、正論だとわかっても納得できるかどうかも別問題だから。
人間ほど感情が発達し、感情が重要な動物は存在しないから。

脳死状態の子供を見守っている親に対して、「魂なんて無いんだよ。自己満足の為だけに、助かる命を見捨てるのか?」なんて言ったら、その親が自殺するかもしれない。自殺しなかったとしても、ただでさえ大きな衝撃を受けているのに、それ以上の立ち直れないほどの衝撃を受けるかもしれない。

しかし、脳が死んでしまえば人間としてのモノは全て失われているわけで、その人の臓器で助かる人が大勢いることも事実なのだ。





coinはA案だが、「家族の同意」と言う文章が上手く利用され、一人でも多くの人に幸せと言う脳の作り出す感情が訪れて欲しいものである。
今、太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。をチラッと見たら
「政権交代したら」→「A、良くなる」「B、変わらない

いやいやいやwww

「政権交代したら」→「A、良くなる」「B、悪くなる
の2拓じゃないの???
朝、いつものように各局のテレビを見ていた。

今日は、このニュースで持ちきりだ。


俺の大好きなTBSに、俺の大好きなみのもんたが、いつものように出ていた。
国の借金の話しをしていた。そもそも、この国の『借金の質』が一番重要なのだが、それは置いといて。


日本の借金の割合を、欧米と比較していた。「日本はこんなに借金が多いんですか!?」みたいな。

まぁこの時点でアホ丸出しなのだが、次にみのもんたが言ったのが「無駄を省いたんですか?無駄を省いていないのに、消費税を上げるなんてけしからん!!1」みたいな。



さぁ、色々な国の消費税を比べてみよう。
左:消費税率(%)、右:食料品の消費税率(%)
イギリス:17.5、0
フランス:19.6、5.5
イタリア:20、10
ドイツ:17、6
オランダ:19、6
スペイン:16、7
アイルランド:21、0
ノルウェー:24、12
スウェーデン:25、12
デンマーク:25、25
オーストラリア:10、0

日本: 55

通常の消費税一覧
http://www.kanzeikai.jp/index.asp?patten_cd=12&page_no=162

アメリカは州ごとで違うが、通常の食料品や医療品等には消費税はかからず、その他のものには3~10%ほどである。

まず日本と違うのは、「生きるために必要な食料」と「その他の物」で税率が違うこと。これは、日本でもやったほうがいいだろう。



そう言う事を抜きにしても、である。



国の借金は各国で比較していたのに、TBSは消費税の比較を一切やってませんでした。

まぁ、頑張ってプロパガンダしてください。


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通りすがりからコメがついたので追記。


>通りすがり
国の借金を比較しているのに、収入源は何で比較しないの?って話し。

そもそも、収入と支出の内容を正確に把握できているのかどうか。





みのもんたなんかが「無駄だ!」と言っていることが、「本当に無駄なのか?」と言うのを簡単に。

非常に簡単なマクロな例。
いつもより2円安くトマトを買った。
・安く買った影響で旦那の給料が3円下がったのであれば、安く買ったことが無駄。
・安く買った影響で旦那の給料が1円下がったのであれば、安く買ったことが無駄ではない。
いつもより2円高くトマトを買った。
・高く買った影響で旦那の給料が3円上がったのであれば、高く買ったことが無駄ではない。
・高く買った影響で旦那の給料が1円上がったのであれば、高く買ったことが無駄。

普通の家庭ならこう言う影響は感じられないが、マクロにはこう言う事が起こっているわけで。

悪い意味での「主婦感覚」で批判している事が問題。


居酒屋タクシーが問題になったことがあった。

公務員倫理からすると、絶対に許されないこと。
しかし、タクシー利用が無くなり、そこに行っていたタクシー運転手の収入が減って困った、と言うものが報道されていた。そのタクシーの運転手の収入が減り、運転手の使う金も減っただろう。
居酒屋タクシーは許されるものではないが、経済的に無駄だったのか、無駄ではなかったのか。


10兆円以上の補正予算が成立したが、数年後に10兆円以上の効果があったのか、10兆円の効果は無かったのか。
好き嫌いや思い込みではなく、冷静に見なければならない。

とは言っても、俺も含めて一般人が見極めるのは非常に難しいのだが。


みのもんたやバカな専業主婦のように、
「お金を使うこと=無駄、お金を使わないこと=無駄を省いた」
と思っているのなら、勉強しなおさなければならない。
「公共事業費を3%削減しましょう、社会保障費の『増加を2200億円抑制
』しましょう」と言うのですら、まるで「社会保障費を削減しましょう」と言っているように報道するのがメディアだしね。




国の借金は600兆円近く。

例えば、無駄の代表例となっている公共事業。
5年前ですら年間6兆円程度。
日本中での公共事業を全て止めたとしても、たった6兆円しか浮かない。

年金を始めとする、善の代表のような社会保障費。
1990年で47兆円。2000年で78兆円。2006年で89兆円。
税金を納める側だった団塊世代が60才を超え、この社会保障費が加速度的に増え、逆に税金を納める若い世代が加速度的に減ることもわかりきっている。
年金については、以前少し触れたが。

本当に無駄かどうかは別にして、無駄だ無駄だと言われている小額のものを全て止めたとしても、別な収入を増やさなければ全然もたない。


そして、国は簡単に動くことはできない。しかし、常に動き続けている。





なんつーか、資源も無いのに、他国では収入の柱である消費税をたった5%(国の収入の10%強)でよく国を運営してるよね日本は、と俺は思ってる。



あと、日本の借金が返せなくなったとしても外国と貿易はできるが、韓国が借金を返せなくなったとすると外国と貿易できなくなる。
そう言う借金の質も違っている。
絶対に認めてはいけない。
絶対に騙されてはいけない。
迎撃には関係ないからw
ある意味平和なニュース。


大丈夫大丈夫。

20年間で100機以上を撃墜し、逆に撃墜された機体は0。
そんなとんでもない戦果を挙げ、30年間にわたって世界最強と言われたF15戦闘機。
そんな1機当たり100億円以上の落ちない戦闘機を、2年位前にマンホールに落としてぶっ壊した国があるからね(笑)
戦闘機がマンホールに落ちるとか、どんなギャグだと。

どことは言わないけれど。
なんか日本のすぐ側の国のような気がするけど。


3時間の立ち往生なんて可愛いもんさ。
北朝鮮のミサイル問題で、国内外が騒がしい。


それに関する少し古い話題を。
とある党首様が素晴らしいことをおっしゃってます。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090326/plc0903261851015-n1.htm

俺の大好きな国会議員の一人である、我らのアイドル福島瑞穂さんの御意見です。















この記事を読んで共感できる人は、本気で自分の頭を心配した方がいい。





まず、こいつは根本的な所がわかっていないんだと思う。



長距離弾道ミサイルと、人工衛星を載せたロケットの違いは何だろうか?



技術的な部分の違いは、ほとんど無い。

人工衛星を搭載したなら宇宙ロケット、核弾頭を搭載したなら長距離弾道核ミサイル、の違いだけ。
それを、宇宙空間の目標とする衛星軌道上に持って行くか、再度大気圏内に突入させて地上の目標とする場所に落とすか、の違いだけ。

現に、国連安保理は長距離弾道ミサイルと宇宙ロケットの区別なんかしていない。
「宇宙ロケットの開発に成功=長距離弾道ミサイルの開発に成功」なのだ。

北朝鮮は「人工衛星だ!」と言い、福島も「人工衛星だったらどうする!」と言っているが、世界の国々は「ロケットだろうとミサイルだろうと発射するんじゃない」と言っているのだ。アメリカなんかは「ロケットだろうとミサイルだろうと、発射すれば安保理で対応する」と言っているのだ。
長距離弾道ミサイルに原発の核廃棄物なんかを搭載するだけで、立派な大量破壊兵器となる。


日本にはH2Aロケットがあり、原発もある。
しかし、日本が核兵器を作り外国を脅すor実際に使用するなんてことは、説明を省くが有り得ない。と言うか、そんなことをしたら日本国内で袋叩きにあうだろう。そして、世界の国々に「信頼」されているから宇宙開発も原発の運用も認められている。

一方、各国の北朝鮮に対する信頼度は、…説明する必要も無い。
と言うか、信頼する方が無理だし、普通に脅すだろう。

福島の言っていることを例えれば、気の狂った殺人鬼が包丁を手に入れようとしていることに対し「包丁は料理をするものなんだから、渡さない方がおかしい!」と言っているようなものだ。


「迎撃ミサイルが外れたら、外国に被害が!」なんてものも、国会議員のくせにどんだけ知識が無いのかと笑ってしまう。長距離弾道ミサイルを長距離弾道ミサイルで打ち落とすとでも思っているのか。迎撃ミサイルはどういう発射角度でどのように発射されると思っているのか。
と言うか、知識が無いのになぜ批判できるのか。知識が無いだけでなく、なぜ見当外れの批判ができるのか。まぁいつものことだけれども。





そして、ロケットやミサイルは、失敗が起こりえる。ずっと研究開発を行っているアメリカですら、スペースシャトルの爆発事故が起こったりするのだ。

北朝鮮が発射しないことが一番良いことだ。

発射したとしても、失敗しない、若しくは失敗しても日本に被害が無ければ、まだ良い。

もし第一段の切り離しに失敗し、日本国内に落ちてきたら。
もし第二段のエンジンに点火せず、日本国内に落ちてきたら。

政府は、その万が一に備えるといっているに過ぎない。万が一の為に、イージス艦とパトリオットを配備すると言っているに過ぎない。

福島は、本気でミサイルがそのまま落ちてきた方が被害が少ないと思っているのだろうか?

もちろん100%打ち落とせるわけではない。しかし、だからと言って配備するなと言う理由にはならない。逆に、この世の中に100%なんて事は無いのだから。





ところで、北朝鮮がなぜミサイル発射にこだわっているのか?解説者なんかが大きく分けて5つくらいだ、と言っていた。

1.瀬戸際外交
これは、北朝鮮がいつもやっていることだからね。
2chのひろゆき氏が、無職は社会的地位などの失うものが無く刑務所や刑罰がリスクとならない「無敵の人」だ、と言ったが、北朝鮮もこれだよね。

2.国内の引き締め
脳梗塞で倒れた金正日から、次にバトンタッチする為の地固め。

3.核兵器の確立
核兵器は核爆弾と運搬手段で成り立つ。アメリカは日本に核爆弾を落としたが、それはB29と言う爆撃機で運んだ。そして、一番コストのかからない運搬手段がミサイル。

4.輸出商品としてのテスト
北朝鮮のミサイルは、外貨獲得手段の柱の一つ。
以前、北朝鮮がテポドン2号の発射実験に失敗したことがあった。この実験は、とある国が「テポドン2号が欲しい」と言ってきたから急いだと言う話し。
その国とはイラン。
テポドン2号の射程は、イランからニューヨークくらいまで。イランは、核開発で世界の国々と対立している。もちろんイランは、「石油が枯渇した場合を考えての平和利用だ!」と言っている。これ以上、色々と書く必要も無いと思う。イラク戦争で世界中から非難されたアメリカだが、色々大変だよね。
北朝鮮のミサイルは、「わけあり」の国に輸出されている。

5.対オバマ大統領
ブッシュの時は、今の外交姿勢で色々と引き出した。クリントン国務長官は「発射すれば安保理決議違反だ」等と発言したが、オバマはこの件に関して曖昧なまま。オバマがどのような態度に出るのか、これからの対米外交の見極めの為。





北朝鮮のミサイル問題は、どのような展開をみせることやら。

まぁ福島のような政治家に投票し、福島のような国会議員が党の代表になるような日本は、まだまだ平和です。
消費者:1円でも安くしないと買わない。とにかく安くなきゃ買わない。

会社:賃金がべらぼうに高い日本人に給料を払い社会保険なんかも負担してたら、商品を安くできない。安くしないと、物が売れなくて会社が潰れる。労働者の賃金の安い、海外へ工場を移転するよ。

政府:ちょっと待ってくれ。そうすると日本の失業者が大幅に増える。製造業にも派遣労働者を認める。社会保険なんかを払わなくていいだろ?これでどうだい?

会社:わかった、それなら日本の工場を維持する。
国民:これからは仕事も自由に選ぶ時代だ。派遣が広まれば、自由に仕事を選べるようになるから良いね!

金融危機、世界同時不況

会社:物が売れなくなったから、派遣切るしかない。

国民:今まで一生懸命働いてきたのに、なんて事をするんだ!酷い…
野党:製造業に派遣を認めるなんて、やってはいけなかったんだ!会社は正規雇用しろ!それが会社の義務だろ!いっぱい儲けたんじゃないのか!

政府:ちょwwwおまwww言ってること違うしwwwとにかく色んな手を考えるから。
会社:なに、正規雇用?それなら、潰れるか海外に工場作るかのどちらかだよ。今とんでもない状況だし。←今ここ



ただ、雇用や工場云々は世界中の不況が終わらない限りどうにもならない話し。

今、希望の星は中国。まぁ大きな国の中で、唯一GDPなんかがプラス成長だし。
非常に大規模な、地方の優遇措置や公共事業等の政策で景気回復の兆しがちらほら見えてきている。優遇措置を簡単に言えば、「地方に国が金を出します。都会の人に金出しても、色々有るから消費に回らないでしょ?」と言うもの。それに、中国の地域格差はとてつもないから、それにも効果がある。
実際、今の中国では家電なんかが爆発的に売れている。売れているって事は、金が色んなところで回ってるって事なわけで。


日本に景気回復の兆しが見えるのは、いつになることやら。
寝台特急「富士」「はやぶさ」が、最後の運行へ出発した。
乗り物好きのcoinなので少し寂しいが、時代の流れだからしょうがないか。

ただ、チケットが10秒で売り切れとか。
お前ら普段から寝台列車使ってやれよ、と。



寝台列車には、2回乗ったことがある。

1回は、家族で尾瀬へ行ったとき。
列車で1泊、東京の叔母と従姉弟と合流して尾瀬へ行き山小屋で1泊、尾瀬から戻ってきてその親戚の家1泊、ってな感じで。

もう1回は、その叔母が亡くなったとき。
脳梗塞で亡くなったのだが、急なことで信じられないままに東京へ向かったのを覚えている。

今は新幹線であっという間に着いてしまうが、「列車に泊まる」と言う非日常的な所が良いよね。





全然関係ないけど、電車で寝たと言えば、新宿とかで朝まで飲んでて山手線で寝落ちしたりしたなぁと。スリとかされなくて良かったなぁと。まぁ朝っぱらからスリを頑張ってる人も少ないだろうけど。
会見を開いた小沢氏。

本人が「陰謀だ」と言ったり、検察に喧嘩を売ったりと、開いた口がふさがらない。
「なぜこの時期に」などとも言っていたが、一部の「時効」が迫っていたからなわけで。
「私も秘書も違法な献金だとは認識していなかった」と言っていたが、小沢氏側から直接西松建設に要求していたことも徐々に出てきている。



ただ今回の事件は、メディアの酷さを良く表していると思う。中には、メディアの偏向報道に気持ち悪さを覚えた人もいるのではないだろうか?

異常な小沢氏擁護。
「漢字を読み間違えた」「カップラーメンの値段を知らない」なんてどうでもいいことで麻生氏を批判していたのに、側近中の側近が逮捕されたにもかかわらず小沢氏のことは全面的に擁護。擁護だけではなく、メディアも陰謀説でこの問題を自民党批判へ向けようとしている。
情報を持っている検察などは、苦笑いしているのではないだろうか。



今回の報道で、メディアに公平・公正と言う考えが無いことに多くの人に気付いてもらいたいものである。

まぁ気付いてほしいと思っても、アホな専業主婦なんかはそう言うテレビの情報なんかを「その通りだ」と信じるんだけどね。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/227762/

公設第一秘書、議員に一番近い秘書、側近中の側近。
直接は関係ないけど「陰謀だ」と言う民主党幹部の発言は面白かった。

ヒミツへ。
金融危機やレバレッジ、アメリカの新自由主義の崩壊なんてことを聞かない日は無い。
この前も、アメリカが教育や福祉などにも自由主義を取り入れ民間委託し、制度が崩壊している、という事をラジオで取り上げていた。

日本も、自由競争と言う名目で規制撤廃を行った非正規雇用の問題など、連日のように取り上げられている。「非正規雇用は良いが、それに対するセーフティネットという別な規制を強くすべきだった」や「非正規雇用そのものがダメだ」など様々な意見が出されている。





そもそも、規制(法律)の無い競争とはどういうものか?


それは戦争。
それも国際法すら無視したような、例えば核兵器が飛び交うような戦争。考えるまでも無い。
ミクロに考えれば、他人の物を盗んでも罰せられない、人を殺しても罰せられない。運動神経ゼロな人は生き残れないだろう。


「規制を取り払う=自由な競争」だと思うだろうか?





「規制撤廃、規制緩和」と「自由」は似ているようで違う。

もしかすると、「人を殺しても良いじゃないか」と言う人もいるかもしれない。今の生活が全て崩壊しても良いならそれもいいだろう。そういう人は、日本ではなくソマリアへ行くべきだ。

多くの人は「人を殺しても罰せられない」には反対するだろう。

米軍や憲法九条の問題なんかにも繋がる。
「憲法九条を守れ、米軍は出て行け、憲法九条があるから日本は安全なんだ」と言うトンデモ意見もあるけれど。

多くの人間は、多くのモノに守られているからこそ自由。





受験中に受験生の答案用紙を破いてもいいとしたら、それは自由な競争だろうか?
100m競争の選手に毒の入った水を飲ませてもいいとしたら、それは自由な競争だろうか?

競争は、法律があるから成り立つ。

規制の撤廃・緩和することが自由な競争に繋がることはあっても、イコールではない。規制の撤廃・緩和が、逆に自由な競争を妨げることも数多くある。



とある社長が言っていた。「モノを壊すことは簡単だ。しかし、元のように作り直すことは非常に難しい。」と。

自由な競争という名目で多くのモノを壊してきた日本が、立ち直ることはできるだろうか。
朝のラジオで取り上げられていた話題。

夢や空想まで映像化?脳血流パターンから画像再現に成功
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081211-OYT1T00018.htm

クオリアなんかとは別のベクトルかもしれないが、脳科学の分野では大きな前進なのでは。
日本は、この分野でも世界のトップなのだそうだ。

プライバシーの問題等もあるだろうが、将来あなたの考えているハズカシイコトがばれちゃうかもしれない。
さて、昨日も書いた医療費を巡る総理の発言。
首相、「予防の観点だった」と釈明 医療費巡る発言で
http://www.asahi.com/politics/update/1127/TKY200811270168.html

何か頼りない総理に見えますね。
で野党が批判している、と。





さて、実際の総理の発言の記事がこれ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081127/stt0811271400001-n3.htm

総理の発言をそのまま下記に。
「どの話? それは、その前の部分と前後の部分を切って、話つくっておられるんですな。その話が今、病の床におられる方の気分を害したのなら、その点はおわびします。趣旨はいわゆる予防というのをぜんぜん考えていない、今の制度はいかがなものかと。健康管理をする人としない人、予防に注意する人としない人、きちんとしている人していない人、すごい差があるわけで、君もふしだらな生活していると、将来考えた方がいいよ」
「予防の方をきちんとすべきというのが主旨です。そこのところだけ切りとられて、そこだけ読まれて、いかがなものか。そこだけ読まれて気分を害したのなら、あやまりますが。いきなり追突されて脊髄(せきずい)を損傷とか、先天的なものとか、人によっていろいろ状況が違いますが、同じような状況でも、同窓会であうと、えらい差がでるのは、予防や健康管理している人で、ずいぶん差がある。予防にもっと力をいれることによって、医療費全体を抑制できる。その一部だけ、オタクの新聞にでたんだろうね」


昨日の俺の日記と見比べながら、さて皆さんはどう思うだろうか?
これもマスコミが報道していることと、全然違う内容だと思わないだろうか?



「その話が今、病の床におられる方の気分を害したのなら、その点はおわびします。」と言っているが、「メディアの報道を介した話が今、病の床におられる方の気分を害したのなら、その点はおわびします。」だと思わないだろうか。



上記のような、そのマスメディアの思惑が出ている記事。
下記のような、事実をそのまま伝える記事。

上記のような記事は、そのマスメディアが独自に要点を纏めているので、そのニュースに対する知識が無くても読みやすい。その代わり、マスメディアの思惑、大げさに言えばプロパガンダに乗ってしまいやすい。
下記のような記事は、ある程度の知識が無ければ理解するのが難しい。その代わりに、事実をそのまま得ることができる。

上記の記事のように、マスメディアによっては「それは、その前の部分と前後の部分を切って、話つくっておられるんですな。」「そこのところだけ切りとられて、そこだけ読まれて、いかがなものか。」の部分すらも、意図的に切り取ってしまっているわけだ。



1つのニュースでも、多角的に見なければ本質が見えない事が多い。
もちろん、俺が「本質が見えているのか」と言われれば、そんなことは全然無いわけで。



それでも色々と考えると、マスメディアから流されているニュースって楽しいと思いませんか?





ちなみに俺は、同じニュースでも様々な記事を見比べ、それぞれのメディアの思惑を探るのが楽しい。
ニュースの中身なんかよりも。
最近良く失言失言とマスコミや野党に叩かれている総理。

またこんなニュースが。
「何もしない人の分を何で私が払う」医療費巡り麻生首相
http://www.asahi.com/politics/update/1127/TKY200811260392.html
それを批判する野党
http://www.asahi.com/politics/update/1127/TKY200811270122.html

何かとんでもない総理に見える。
マスコミも野党も批判している。





さて、下記を見て欲しい。今回の発言をした議事要旨である。
平成20年第25回経済財政諮問会議議事要旨
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2008/1120/shimon-s.pdf


この11ページ目が、今回の麻生総理の発言である。

(麻生議長) 67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。
 病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は 600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。
 それからかれこれ 30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。


11ページだけではなく、全てを読んでみよう。

さて皆さんはどう思うだろう?
マスコミが報道していることと、全然違う内容だと思わないだろうか?
大館の帰りの車の中で、Sさんと出た話題の一つ。

毎○新聞と朝○日報と言う素晴らしい2トップの記事。
この記事は古く、正式に1000億ドル出資すると表明した。





さて、このニュースを見てあなたはどう思うだろうか?

「そんな金どこにあるんだ!!」
「また税金が・・・」
「そんな金があるなら国内に出したらいいだろ!!」
「またムダなことしてる・・・」

などに当てはまるだろうか?










外貨準備の説明は省略。
税金と無関係と言うことは無いが、税金ではない。


今回のニュースは「10兆貸しますよ」と言うのは大きな間違い
「日本が持ってる1兆ドルから、1000億ドルを貸しますよ」が正しい。

まぁ、メディアが10兆円なんて言うのがダメなんだけれども。



比較的安全だとされている円に投機資金が集まり、円高ドル安、円高ユーロ安。世界的に見て、円だけが高くなっていると言っても良い。

この円高の影響が、日本経済失速の一因だというのは説明する必要も無いだろう。
いくら内需主導にしなければならないと言っても、今の日本が外需主導だと言うのは変わらない。そして輸出企業は、基本的に円安の方が良いのは当然のこと。


そこで、1000億ドルである。

もし、このお金を日本国内に回そうとするとどうなるだろうか。
日本の通貨は円だから、1000億ドルを売り、円を買う。そうすれば考えるまでも無く、今以上に円高が進む。具体的にいくらになるかなんてさっぱりわからないが、当然日本の輸出関連企業は倒産の嵐だろう。そうなれば、他の業種もただではすまない。
右往左往している定額給付金を、2万円を支給するのではなく、200ドルを支給するなんかでも同じ。ドルで買い物できれば良いだろうが、普通に考えればドルを円に変えるだろう。そうすれば、円高が進み倒産の嵐。

また、今のレートを簡単に1ドル=100円と考えた場合、1000億ドルを円に変えると10兆円。1ドル=110円の時に、1000億ドルを円に変えると11兆円。ドルを売って円に変えるだけで、1兆円儲かる。定額給付金の予算の半分がこれだけで儲かる。逆に言ってしまえば、今ドルを売ると1兆円損をする。

まぁ外貨準備は、簡単に売ったり買ったりするお金ではないのだけれど。

もちろん、これは円に価値があるからこそ。
ジンバブエ・ドルのような極度の円安になってしまえば意味が無い。円がピザ1枚1兆円の価値しかないのなら、1兆円儲かっても意味が無い。1兆円よりも、外国の道端に落ちている1ドル札の方が価値があるわけだから。


色々書いたが、簡単に言えば現在日本の持っている1兆ドルは、使えないお金。だぶついてるお金。





円高の一方で、世界中にはドルで貿易なんかを行い、ドルが必要な国が多くある。
金融危機のあおりを受け、多くの国がIMFにお金を貸してくれと駆け込んできている。


そこで日本の登場である。

「日本じゃ使えなくて余っているドルを、IMFを通じて貸してあげましょう。もちろん利子付で。」

お金を借りたい国は喜び、日本はただ寝かせているだけだったドルを運用する。
「日本はいつもお金を出すだけで・・・」などと言う意見があるが、あくまでお金を貸すということ。そして、借りたい国には大変喜ばれる。
まぁ、IMFそのものが大丈夫かと言う意見もあるが、直接貸すよりIMF経由で貸したほうがリスクは圧倒的に低いだろう。

俺は今回の件は、Win-Winだと思っている。










さて、このニュースを見てあなたはどう思うだろうか?

「そんな金どこにあるんだ!!」
「また税金が・・・」
「そんな金があるなら国内に出したらいいだろ!!」
「またムダなことしてる・・・」

などに当てはまるだろうか?

正解!

2008年11月7日 ハマコー
朝、車でラジオを聞いていたら、中国の教育に関する話題が出ていた。


中国の教育相が、毎日の長距離走を冬場に取り入れる、とかなんとか。
それに対し、子供達が反発しているのではなく、親が猛反発しているのだとか。
「何で試験の成績アップにつながらない事に、時間を費やさなければならないんだ!!」だそうで。
そして教授だかなんだかが、イマジネーションやインスピレーションが育たなければ、ノーベル賞なんか取れない、みたいな。


色々想ったこと。

とりあえず、なんつーか、どこも同じなんだなぁ、と。

運動が脳に与える影響などは、触れられていなかった。そもそも、そんな親達は知らないだろうし。
運動による軽い全身疲労を起こしてから休んだ方が、目の疲れのような局所的疲労も早く回復する、みたいなことも聞いたことあるし。これは、社会人の方に役立つだろうけど。

それから走る距離だが、小学生が1㎞、中学生が1.5㎞、高校・大学生が2㎞、だそうで。
言わせてください、それは長距離じゃなくて中距離だろ、と。



そして、とある教授の言葉で想ったこと。

小学生の理科のテストに「氷が溶けると、何になりますか?」と言う問題が出されたとすると、「水」が正解であり、「春」は間違いとなってしまう。

テストは出題者の意図した事を答えるものだ、と言ってしまえばそれまでだろう。
しかし、俺が出題者で「氷が溶けたら、春になる」なんて答えられたら、10点の所を30点あげると思う。



どうやら、俺には学校の先生は無理そうだ。

農業

2008年10月17日 ハマコー
食料自給率の重要性は省略。
食料自給率を上げた方が良いと言う前提で。





まず最初に、あなたはいくらくらいの月収(月あたりの営業利益)が、日本人として適正だと思うだろうか?













一次産業の割合が多い途上国。

中国の農村部であったり、東南アジアなど、月収1万円もあれば金持ちなんて国がたくさんある。
月収1万円は、あなたの考える適正だと思う収入の何%だろう?





次に、食料自給率の高い先進国。

アメリカやEUは、農家に税金から非常に多くの補助金を与えている。
ただ、途上国との摩擦であったり、補助金の分配方など、様々な問題があるが。
アメリカは大規模経営の高効率農業だから国際競争力が高いなんて言う情報を良く見るが、根本的な事はそんな所ではない。これには政府の意向も入るわけだが。
それに、何かをするにも金が必要だからね。





「大規模にして効率化してないからダメなんだ」「努力が足りないんだ」なんて言う意見は、無知にもほどがある。
もちろん努力は必要だが、安さを目的とした商品の工場の多くが、日本から人件費の安い海外へ移転した。

農業だけが、努力すれば安い野菜が作れるなんて事はありえない。

人件費が非常に大きなウェイトを占めるのは、当然のことなのだから。

たくさん売ろうとしても、需要と供給の関係から値段が下がってしまい、利益が生まれない。今年もキャベツを潰している事がニュースになっていたよね。
安い野菜を作るのは不可能なのだから、品質の良い値段の高い野菜へシフトするが、値段の高い野菜は需要が低い。





食料自給率の高い国の農家の多くは、金になるから農業をやっている。
途上国は他の産業が弱い。先進国は補助金。

月収1万円の農家や、国から多くの金をもらっている農家と、努力だけで競争しろと言われる日本の農家。

金にならないのにその仕事をする理由は、その仕事が好きだからのような理由しかない。
それで食料自給率を上げるなんてのは、絶対に不可能。



食料自給率を上げるために、食物の値段を直接上げることができないだろうから、もっと多くの税金投入が最善であろう。
しかし、そう言う事をすればバカなサラリーマンやアホな専業主婦に「税金の無駄」「ばら撒き」と叩かれる。
「税金は1円も払いたくありません。でも安全は国が守ってください。他の人に税金が使われるのは嫌です。自分に関係することだけに税金を使ってください。」と。
マクロで見れば自分の為の事なのにもかかわらず、ミクロでしか見られない頭の悪い国民が、自分の為になっている事も判らずに反対する。
直接補助金がダメだからといって、間接的に「山だらけの農地を税金で平坦にします」なんて言ったとしても、地方に税金なんて無駄だ、公共工事は無駄だ、と袋叩きに合うだろう。
叩かれないように叩かれないように、分からないように分からないように。そして、所謂無駄なモノがどんどん生まれていく。

これは農業に限ったことではないが。





日本の食料自給率が100%に近づく日はくるのだろうか。



追記:穀物高騰の番組やってるね。安さで普及させ、その後の異常な高騰。逆の意味の税金が必要。
食料自給率の影響である。

世界金融危機

2008年10月11日 ハマコー
さっきNHKで放送されていた金融危機の番組は、上手く纏められていてわかりやすかったと思う。

利益しか考えない人達の暴挙の結果。
利益の追求しか考えない人達の暴挙の結果。

どうなっていくことやら。

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